My Serbia(マイセルビア)

セルビアの美・食・住の情報が集まるライフスタイルマガジン

「今日、うちでなに食べる?」で紹介されたラズベリーケーキのレシピを公開 

【文/小柳津 千早】

2月23日(火)にNHK総合で放送された「今日、うちでなに食べる?」~世界のぽっかぽか料理編~で、セルビア料理が特集されました。

番組では俳優の中村倫也さんが、豚肉のピリ辛パプリカ煮「ムチュカリッツァ」作りに挑戦。この料理は各家庭でレシピが異なり、Tiki’s kitchenでご紹介したムチュカリッツァとは違って、具だくさんでとてもおいしそうでした。

パプリカのペースト「アイバル」も紹介されました。セルビア人が大好きな国民食のひとつで、パンに塗ったり、肉につけたりして食べます。日本人好みの味で一度食べたらやみつきになります。セルビアは秋になるとパプリカのシーズンが始まります。青空市場には所狭しと様々な種類のパプリカが並びます。少し手間はかかりますが、アイバルは日本でも作ることが可能なので、Tiki’s kitchenのアイバル作り動画をご覧いただければと思います。

セルビアはラズベリーの世界的産地

さて、番組で登場した2人の女性アンジェラさんとダニエラさんですが、彼女らはセルビア南西部のアリリェ(Arilje)という小さな町の出身で、実は私の妻と同郷です。アリリェはセルビア国内はもちろん、世界でも有数のラズベリーの産地で、収穫期の6~7月には朝から夕方まで摘み取り作業が行われます。(ちなみに、日本にも冷凍されたセルビアのラズベリーが輸入されており、神戸物産が展開する「業務スーパー」で購入可能です。500グラムで400円ぐらいで売られています)

つまり、番組の最後に中村さんが食べられたラズベリーケーキは、アンジェラさんたちの生まれ故郷アリリェの特産を使ったスウィーツだった、というわけです。実は番組スタッフの方から事前に私のところに「ラズベリーを使ったスウィーツを出したい」というご相談がありました。熟考した結果、セルビアに住む妻の姉のレシピをもとにケーキを作ることが決定。番組のために日本に住む妻が腕を振るうことになりました。

今回はせっかくなので、番組で紹介されなかったラズベリーケーキのレシピを公開したいと思います。このケーキの特徴はラズベリーのさわやかな酸味と生クリームのコクと甘味が同時に楽しめるところです。さらに、生地にくるみやビスケットを使っているので、スポンジケーキとは違う食感を楽しめます。とてもおいしいので、ぜひお試しください!

なお、下記のレシピはセルビア版特大サイズです!(25cm×20cmの長方形)。量がかなり多いので、用途によって適当に調整してください。

※レシピは番組スタッフの許可を得て、掲載しています。

ラズベリーケーキの作り方

材料(25cm×20cmサイズ)

・冷凍ラズベリー 400グラム

・生クリーム 400ml

生地A

・卵 6個

・砂糖 大さじ6

・薄力粉 大さじ3

・くるみ(ブレンダーなどで細かくすりつぶしたもの) 大さじ3

・ベーキングパウダー 6グラム

生地B

・プレーンビスケット(ブレンダーなどで細かくすりつぶしたもの) 300グラム

・サワークリーム 400グラム

・シュガーパウダー 200グラム

作り方

生地Aを作る

①卵と砂糖をとろみが出るまでミキサーでよく混ぜる。薄力粉、くるみ、ベーキングパウダーを加えて、軽く混ぜる。

②オーブン皿にクッキングシートを敷き、①を長方形に広げて、180度に予熱したオーブンで15分間焼く。

③生地をオーブンから取り出し、水平にナイフを入れ、2等分する。

生地Bを作る

①すべての材料を均等に混ぜる

生地、ラズベリー、生クリームを重ねる

①生クリームをミキサーで泡立て、固めに仕上げる。

②自然に半解凍したラズベリーを荒めにつぶす。

③生地A、ラズベリー、生地B、生クリームの順に重ねていく。これをもう一度繰り返して完成! 冷蔵庫で3日間ぐらい保存可能です。


Tiki’s kitchenでも今後、セルビアのスウィーツを少しずつ紹介していきます。

皆さん、お楽しみに!


【文/小柳津 千早】大学卒業後、セルビア語を学ぶためベオグラードに留学。そこで日本語学科に通う女性と出会い、無職の身でプロポーズをして見事成功。現地で400人の前で結婚式を挙げる。帰国後、スポーツメディア関連会社に3年半勤務。現在はセルビア共和国大使館で通訳として働く。休みの日は妻と子供2人で公園を散歩するのが好き。

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