【文/古賀 亜希子】
こんにちは、My Serbiaの古賀 亜希子です。
私が初めてセルビアを訪れたのは2009年のこと。個展を開催するためでした。
個展のレセプションに、ベオグラード大学で日本語を学ぶ学生4人組が来てくれて、次の日、早速私を街案内に連れ出してくれたのです。
初めて歩いたベオグラードで感じたこと。ベオグラードは小さな街だけれど、美術ギャラリーがとても多いということ。そして、ギャラリーに足を運び、作品を観たり、購入したり、アーティストと自然に付き合って作品の魅力を理解することが、日本よりも「普通のこと」になっているように感じました。
その時からたくさんの出会いがあり、ご縁が広がり、セルビアのアーティストとお互いに助け合って発表の場を作ったり、一緒に制作をしたり、日々情報交換をしています。セルビアのアーティストが日本で発表の場を持つことも、少なくありません。
この場では、セルビアの旬のアート情報をお届けしたいと思っています。アーティストやその作品を通して、セルビアを身近に感じてもらえたら嬉しいです。
文/古賀亜希子