【文/古賀 亜希子】
My Serbia Galleyの第4回目は、写真家・長見有方さんの写真作品をご紹介いたします。
長見さんは先日の記事で東欧文学の第一人者である田中一生先生との回想を綴ってくださいました。『追想のユーゴスラヴィア』(田中一生著/かりん舎)に収録された写真を含めて、長見さんが2011年に撮影した夜のベオグラードの風景を皆さまにお届けします。
長見さんは、写真集『御嶽巡歴』(うたきじゅんれき)に見られるように、中判カメラ、大判カメラを使って時間をかけて被写体と向き合い、モノクロームで力強い表現を長年続けています。ベオグラードのニューモーメントアイディアギャラリー(2007年)や市民文化センターアルトゲットギャラリー(2011年)でも御嶽シリーズを発表し、たくさんの人を魅了しました。
セルビアではコンパクトデジタルカメラで気ままに夜の街を撮影されたそうです。皆さまにベオグラードの夜の風が届きますように。
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