My Serbia(マイセルビア)

セルビアの美・食・住の情報が集まるライフスタイルマガジン

日曜日にはパラチンケを

【文/古賀 亜希子】

みなさん! ドバルダン(こんにちは)。

ふわふわのパンケーキ、クレープ、ガレット、ホットケーキ…。
いろいろありますが、ベオグラードに滞在していたある日曜日、滞在先の家族が、私にパラチンケを焼いてくれました。私はこの時から、断然パラチンケ派となりました! セルビアのクレープのことで、セルビア人みんなが大好きなおやつです。

セルビアのクレープ「パラチンケ」

今日はとっても簡単でおいしいパラチンケの作り方をみなさんにご紹介しましょう。
レシピは、セルビアンナイトの典子さんから教えてもらいました。典子さんも、日曜日にパラチンケを焼くのが楽しみだそう。

ところで私は、昨年夏に小麦粉にアレルギーを発症してしまいました。ですから、今では小麦粉を使う料理には、米粉を代用して作っています。小麦粉より、もちもち感が増して、おいしいですよ。ぜひ、普段グルテンフリーを心がけている方やアレルギー持ちの方にも楽しんでみてほしいです。

<材料>※生地4~5枚分
米粉(もちろん小麦粉で OK)…100グラム
牛乳…100ml
炭酸水…100ml
卵…1個

ボールの中で材料をよく混ぜ合わせて、生地を作ります。フライパンに油を入れて熱して、おたま1杯分の生地を広げます。生地に小さな泡がたち、フライパンの上でするすると動くようになったら裏返し! 同様に裏面も焼きます。


さて、生地が焼けたら、あとはお好みのフィリング(具材)をのせるだけ。セルビアでは、ジャムや「EUROCREM(エウロクレム)」というチョコレートスプレッド(セルビア版「ヌテラ」みたいなもの)をのせて、くるくると巻いて食べるのが定番です。あくまで、シンプルで素朴なスタイルです。

セルビアの家庭では、とにかくたくさん焼きます!


生地にバターや砂糖を入れないので、食べやすく、どんなフィリングにも合うのがパラチンケの魅力。別のセルビアの友人の家では、パラチンケを細くカットし、チキンスープの中に入れたものを食べさせてくれたこともありました。

細かくカットしたパラチンケが入ったチキンスープ


典子さんは、カッテージチーズとジャムをおすすめしてくれました。友人の高橋ブランカさんからは、きなことはちみつ。「日本とセルビアのマリアージュよ!」と教えてくれました。さすが、小説家! My Serbiaの仲間、小柳津さんはヌテラやくるみ(細かくつぶす)に砂糖をまぶしたものが好きだそう。みんないろいろなフィリングで楽しんでいるようです。みなさんも、ぜひ作ってみてください。簡単だし美味しいし、日曜日の朝が楽しみになること、間違いありません。


【文/古賀 亜希子】写真家。成城大学芸術学科を卒業後、東京綜合写真専門学校にて写真を学ぶ。国内外で作品を発表。2009年、ベオグラードでの個展開催をきっかけにセルビアが大好きになり、セルビアと日本の文化交流展覧会を多数企画。イェレナ・イェレミッチ著『イェレナと学ぶセルビア料理』の企画・翻訳に携わるなど、 最近は専らセルビア料理を研究中!

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