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『中世セルビア聖堂のフレスコ画が語るもの ― 図像・配置、そして 修復 ―』出版のお知らせ

【文/My Serbia】

My Serbiaで「セルビア修道院めぐり」を連載している、美術史家の嶋田紗千さんのビジュアルブック『中世セルビア聖堂のフレスコ画が語るもの ― 図像・配置、そして 修復 ―』が出版されました。

書籍紹介

『中世セルビア聖堂のフレスコ画が語るもの ― 図像・配置、そして 修復 ―』(西日本主教教区)

中世セルビアの修道院に足を踏み入れると、そこには壁一面に広がるフレスコ画の世界がある。王や聖人、天使、そして祈る人々。それらは単なる装飾ではなく、配置や図像に意味をもつ「語る絵画」である。本書は、セルビア各地の修道院や聖堂に残るフレスコ画を、多数の写真とともに紹介するビジュアルブックである。

大理石に覆われた修道院建築、内部を埋め尽くす壮麗な壁画、そして色彩豊かな聖人像の数々。ページをめくるごとに、美の世界を視覚的に体験できる。

著者はベオグラード大学に留学し、現地で中世セルビア美術を研究した美術史家。

本書では、①フレスコ画の図像や配置が意味するもの、②セルビア中世王国の歴史と文化、③世界遺産の修道院で行われた壁画修復について、写真とともにわかりやすく解説している。

著者自身が企画したドラグティン王礼拝堂の壁画保存修復プロジェクトについても紹介。文化遺産を未来へ残すための取り組みを知ることができる。

セルビア正教会とその美術・文化を体系的に紹介した、日本ではじめての入門書。

写真で旅するように楽しみながら、東欧の豊かな文化に触れることができる一冊。

詳細

定価:1,000円(税込)

仕様:フルカラーB5判/36ページ

発行日:2026年1月

購入方法:

・各地の日本正教会

・東欧セレクトショップ「DOMAĆA」(ドマチャ)


My Serbiaで連載中の「セルビア修道院めぐり」もぜひご覧ください。


【プロフィール/嶋田 紗千(Sachi Shimada)】美術史家。岡山大学大学院在学中にベオグラード大学哲学部美術史学科へ3年間留学。帰国後、群馬県立近代美術館、世田谷美術館などで学芸員を務め、現在、実践女子大学非常勤講師、セルビア科学芸術アカデミー外国人共同研究員。専門は東欧美術史、特にセルビア中世美術史。『中欧・東欧文化事典』丸善出版に執筆。セルビアの文化遺産の保護活動(壁画の保存修復プロジェクト)に従事する。

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