【文／古賀 亜希子】 みなさん！　ドバルダン（こんにちは）。 ふわふわのパンケーキ、クレープ、ガレット、ホットケーキ…。いろいろありますが、ベオグラードに滞在していたある日曜日、滞在先の家族が、私にパラチンケを焼いてくれました。私はこの時か...

【文／ティヤナ】 パン屋「トーマ」のブレク セルビア人が大好きなブレク セルビアに帰ると「何が一番食べたいか」とよく聞かれる。私はいつも「ブレク」と答える。 この美味しいパイには子供のころの特別な思い出がある。朝食といえば、決まってブレクと...

【文／古賀 亜希子】 新しい１年が始まりました。みなさんいかがお過ごしでしょうか？　年末年始もホームパーティーをして、友達や親戚をおもてなしというわけにはいきませんでしたね。 セルビアでは、どんなおもてなし文化があるのでしょうか？　今日はそ...

セルビア正教会のクリスマス（降誕祭）は１月７日です。これはセルビア正教会が旧暦（ユリウス暦）を採用しているためです。クリスマスはセルビア語で「ボジッチ（Božić）」と言います。一方、クリスマス前日の１月６日は「バドニ・ダン（Badnji ...

表記方法はキリル文字とラテン文字の２種類 日本語には漢字、ひらがな、カタカナという３種類の文字があります。一方、セルビア語にはキリル文字とラテン文字の２種類が存在します。キリル文字はロシアでも使われているので、一度は目にしたことがあるかもし...

【文／小柳津 千早】 「セルビア人はコーヒーなしでは生きられない」と言われるぐらい、セルビアはコーヒー文化が根付いています。一番よく飲まれるのは、コーヒーの粉を煮出して淹れる「トルココーヒー」と呼ばれるものです。セルビアなのにトルコ？と思わ...

【文／嶋田 紗千】 ユネスコ無形文化遺産にセルビアの「ズラクサ焼」が登録されました。 「ズラクサ焼」とは、セルビア中部（ウジツェとポジェガの間）にあるズラクサ村に伝わる素焼きの焼き物（主に土鍋など）のことです。近郊で採れるグニィラという粘土...

大自然に囲まれて暮らす 首都のベオグラードから車で約４時間。セルビア南西部にアリリェという小さな町があります。ここが私の妻の生まれ故郷で、毎年夏には長期の休みを取り、この町でゆっくりと過ごすのが一年の楽しみです（今年は新型コロナウィルスの影...