My Serbia(マイセルビア)

セルビアの美・食・住の情報が集まるライフスタイルマガジン

バルカン半島専門店で行くセルビアの旅

【文/松原 杏子】

My Serbiaの読者の皆さま、はじめまして。旅行会社ワイオーユー(やまおとうみ)の松原と申します。

当社はバルカン半島の歴史・文化・習慣・人々の気質に造詣が深く、日々ブラッシュアップに努めております。表面的な旅行企画手配だけではなく、より濃度の濃い内容の旅をお届けしております。
西欧では失われつつある古き良きヨーロッパの原風景・豊かな自然、幾重にも折り重なる歴史と文化の多様性、素朴な人々とのふれあい・美味しい食事やワインなど、魅力あふれるバルカン半島を、より多くの方々に知って訪れていただきたいと願っております。

セルビアは、バルカン半島の中心部に位置し、ヨーロッパの東西・南北を結ぶ線が交わる、まさに文明の十字路です。こういった土地柄ゆえ、古代からローマ帝国、オスマン帝国、オーストリア・ハンガリー帝国などが覇権を争ってきました。こうした様々な文明が出会う地でセルビア文化は生まれ、生活様式、宗教、美術、建築、音楽、祭りなどにみられるような独自性を育んできました。近代では独自の社会主義思想を掲げたユーゴスラビアの中心的な構成国でした。

聖サヴァ大聖堂

現在はEU加盟に向け、安定と発展に努めており、安心して旅行ができます。豊かな自然や古代の遺跡、中世の修道院など、見どころの豊富なセルビアへ、あなたも出かけてみませんか?

おすすめモデルツアー「セルビアぐるり一周!世界遺産の修道院や映画・民俗村に宿泊!」のプランは、ストゥデニツァ、ソポチャニなど世界遺産の修道院はもちろん、ドナウ川沿いに点在するスポット、人気の悪魔の街や映画の舞台モクラ・ゴーラ、復刻された蒸気機関車シャルガン8乗車体験など、セルビアのみどころを網羅した、充実のプランです。ご希望に応じてアレンジが可能です。

ストゥデニツァ修道院
シャルガン8鉄道

セルビア料理は、バルカン半島や中央ヨーロッパ、地中海の影響を受けたものが多く、ボリューム満点で風味豊かです。その地域の歴史や伝統、そして人々の温かさを反映しており、訪れる人々を魅了することでしょう。

以下に、そんなセルビアの食の魅力をいくつかご紹介します。

1. グリル料理
セルビアでは、グリル料理が非常に人気です。特に「チェヴァピ(Ćevapi)」という小さなミンチ肉のソーセージが有名です。通常は牛肉や豚肉を使い、スパイスが効いていて、ヨーグルトやナンのようなパン「ピタ」と一緒に食べます。

セルビア料理では定番のミックスグリル
チェヴァピ

2. スープとシチュー
スープやシチューも豊富です。「サルマ(Sarma)」は、酸っぱいキャベツで包んだ豚肉や牛肉のミンチと米で作る伝統的な料理です。

3. パンとペイストリー
セルビアではパンやペイストリーも重要な食文化の一部です。「ブレク(Burek)」と呼ばれるパイ生地にチーズやお肉を詰めた料理はとても人気があります。

4. デザート
セルビアのデザートも甘くて美味しいです。「パラチンケ(Palačinke)」というクレープのようなデザートは、ジャムやチョコレートソースと一緒に楽しむことができます。

5. ワインと「スラヴァ」
セルビアはワインの生産でも知られています。また、「スラヴァ(Slava)」という家族の祝祭では、特別な料理が振る舞われます。

ワイン用のブドウ畑
「スラヴァ」のご馳走
「セルビアフェア2024」出展情報

日本セルビア協会主催による「セルビアフェア2024」が10月13日(日)、東京の代官山ヒルサイドテラスで開催されます。「株式会社やまおとうみ」のブースでは、セルビア旅行のモデルツアーのご案内、旅行相談をしております。フェアに関する詳細は以下のリンクから。


【文/松原 杏子】株式会社やまおとうみ代表取締役。当社はお客様のご希望に基づいたワンアンドオンリーのオーダーメイドの旅行を提案しております。画一的な団体パッケージ旅行とは一味違った、「あなた色のセルビアの旅」をぜひお試しになってみて下さい。問合せ先:mail@y-o-u.co.jp

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