My Serbia(マイセルビア)

セルビアの美・食・住の情報が集まるライフスタイルマガジン

ゆるセルビア 5 – 終わらない道路工事とローカルケーキ

【文/yumen(ゆめん)

ああ…時が経つのは早いものですね。気づけば前回から半年近く経っていました。

暑すぎて何もできないほどの猛暑が終わり、セルビアはまもなく冬。早朝は6度くらいまで気温が下がって寒いですが、家の中がホッカホカに暖かく毎日Tシャツで過ごしています。

久々すぎて、もし前に載せた写真を入れてたらゴメンナサイ。

ほら、一度で二度おいしい…ってことに…え?ならない?


今日もセルビア第二の都市、ノビサドメインでゆるい景色をお届けしていきます。


前回の締めくくりに乗せたペトロバラディン要塞。この素敵な街のシンボルは、どんな時も”映え”てくれて便利。





川沿いにカラフル噴水。色からにじむドンキ感…





ピンクになった!消えないドンキ感…
この銅像は旧ソ連で活躍したアゼルバイジャン人作曲家、Uzeir Hadjibeyli ←読めない
イスラム教徒であるアゼリ(アゼルバイジャンの人たち)向けに初めてオペラやクラシック音楽を作った人だそうです。勉強になりました。





木を残そうとする意識はとても素晴らしい…けど、なんかかわいそうになってしまうのは私だけ?





ゆるゆるとお散歩してたら…道がふさがっている。





どーーん!!!

大胆!大胆すぎてツッコむ気にもならない!過保護すぎる日本と違って、「道くらい自分でなんとかしろ」といわんばかりの力技が結構好きです。





中心街にあるノビサドのシンボル的なカトリック教会。夕暮れ時も素敵。

手前にいるおじさんは全く知らない人です。





ヒイイイイッ





このゴミ箱の高さ、1メートル以上あるんですよ。人形からにじみ出る圧がやばかった。





路地裏に入っていきます。





コーヒーマシーン専門店…





やっぱり圧がすごい…これだけ雑多に並んでるとコーヒーマシーンすら怖く感じるのね…





ハンガリー帝国時代のかわいいビルもあります。





またも路地裏に入ると、適当にゴミ(たぶん)が捨ててある。





スーパーIDEA。店員さんがおしゃべりしながら品出し中。日本のようにセカセカすることなくのんびり。





お菓子を床に直置き。一部は崩れて転がり落ちてるけど、気にしない。





思わぬところにヨッシー!とてもかわいい。





いぬがいっぱい!





本物の犬。どこにも繋がってないけど、静かに待っている。





カフェ・パブ通り。凄く良い雰囲気だけど夏は外が賑わいすぎてうるさいので、友達とお茶する時はいつも避けてます笑





教会のすぐ近くにある Figaroというローカルケーキ屋さん。安くておいしいケーキが食べられる。





1カット 160~250din(220~320円)とお手頃。これは去年の写真だから、今はもう少し値上がりしてるかも。





コーヒーとセットで500円くらいだった気が。





いけない、あやうくオシャレなセルビア特集になるところだった。ちゃんとゆるい景色を紹介せねば。

↑はベオグラードのポップバンド Lexington Band。 Youtubeで聞いてみたところ、昔懐かしい歌謡曲 × 90年代感があっていい感じにダ…かっこいい。





これは、前のアパートの近くにあるスーパーマーケットIDEA。 

明らかに開いてないでしょ?っていう暗い照明だけど、普通に営業してます。窓は一切なく、外からはこのドアしか見えないのでめちゃめちゃ入りにくい。





こちらはベオグラードで見た自由なエアコン配線。たぶん設置途中なんだけど、この状態で放置するところがゆるさ★





とあるカフェに入ったら、手書きで訂正しまくり。ない物にはでっかく「×」!

セルビアのカフェってメニューの物を注文しても『それはない(悪びれ感ゼロ)』と言われることが凄く多いので、この表記はとても良心的なのである。





いつまでやってるの?と住民がめちゃくちゃキレている、永遠に終わらない道路工事。この状態のまま1年以上が過ぎてたけど、最近やっと完成して次の道が餌食になっているそうです。





同じエリア。

ここ、普通に人が住んでるんですよ。家の前にでっかい溝が掘られていて、木のぺらぺらな板が橋がわりに設置されてる。おばあちゃんが買い物キャリーと共にヨロヨロ出てきていて心配になった…。





向かい側にはかわいいピンクのビル。早く便利になりますように。





Bishop’s Palace 

セルビア正教会、バチカ教区の主教公邸。現行の建物は1901年築。中には入れないけど、とっても素敵です。



ということで、今日もありがとうございました。

最近はゆるいセルビアに大分慣れてきて感覚が麻痺しつつありますが、引き続き「ゆるセルビア」ネタ探し頑張ります!次回もお楽しみに!!!


【文/yumen(ゆめん)】セルビア在住アラフォー。ヨーロッパに住む夢が捨てきれず、2022年7月に仕事をやめてスーツケース1つで日本脱出。現在はオンライン英会話講師や翻訳業をしながらギリギリサバイブしています。20代は売れないバンドマンでした。

yumen web / Twitter(X) / Instagram / note

Share / Subscribe
Facebook Likes
Tweets