My Serbia(マイセルビア)

セルビアの美・食・住の情報が集まるライフスタイルマガジン

My Serbiaに新しい仲間が増えました!

【文/古賀 亜希子】

東京オリンピックでジャマイカのハンスル・パーチメント選手(陸上)の金メダルをアシストしたとして一躍有名になったティヤナちゃんがMy Serbiaのメンバーに加わりました!

10月2日、My Serbiaのメンバーで”Tiki’s kitchenのティヤナ”家に集まり、歓迎会を開催。みんなでムサカ(じゃがいもとひき肉のオーブン焼き)を作りました。ムサカは以前、Tiki’s kitchenのゲストとして登場してくれたレナちゃんがお母様のレシピを教えてくれましたが、この日は”Tiki’s kitchenのティヤナ”がオリジナルレシピを披露。仕上げのソースにサワークリームが入っているのが特徴です。

仲良く料理

それにしてもティヤナとティヤナ。名前が同じなので、「ティヤナ!味見てくれない?」と聞くと、「ん?」と二人が一緒に振り向きます。どうやって区別しようかと真剣に悩みましたが、新メンバーのティヤナはティヤナちゃん、またはニックネームの”ティティ”と呼ぶことにしました。

さて、完成したテーブルがこちら。じゃがいもがホクホクの美味しいムサカが出来上がりました!

前菜(ハム、チーズ、オリーブなど)

アイバル(パプリカのペースト)

ペチェネ・パプリケ(ローストパプリカのマリネ)

ウルベネス(チーズとパプリカパウダーのペースト)

ムサカ

ケシの実ケーキ

※リンク先はYouTube

ムサカ
ケシの実ケーキ

福岡市出身のティヤナちゃんは、お父様がセルビア人。お話を聞くと、子供の頃からスラヴァ(守護聖人の日)やセルビア正教のクリスマスをお祝いしたり、イースターの卵を作ったりと、ご家庭でセルビアの文化を大事にして育ってきたことがわかりました。10年ほど前までは、家族全員でセルビアに帰省することも多かったそうです。

「自分にはセルビアの血が流れているけれど、まだまだ知らないことも多いので、My Serbiaでセルビアのことをいっぱい勉強したい!そしてセルビアの魅力を多くの人に伝えたい!」そんな想いを語ってくれました。

My Serbiaはこれから第二章に入ります。ティヤナちゃんが仲間入りした一方で、メンバーの中心として活動を支えてきてくれた小柳津さんが10月中旬からセルビアに移住することが決まりました。今後は現地から生の情報を発信してくれるようです。そして12月には、My Serbia発案、松原食品株式会社(福岡市)企画・開発、セルビア共和国大使館監修となる日本初のセルビア料理のレトルト食品も発売されます。My Serbiaはこれからもセルビアの魅力を多くの方々にお伝えするために頑張っていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

これからもよろしくね!

【文/古賀 亜希子】写真家。成城大学芸術学科を卒業後、東京綜合写真専門学校にて写真を学ぶ。国内外で作品を発表。2009年、ベオグラードでの個展開催をきっかけにセルビアが大好きになり、セルビアと日本の文化交流展覧会を多数企画。イェレナ・イェレミッチ著『イェレナと学ぶセルビア料理』の企画・翻訳に携わるなど、 最近は専らセルビア料理を研究中!

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