LIFE「バルカンの星の下で」ー田中一生さんとバルカンの旅の思い出ー【文/長見有方】 昨年、ユーゴスラヴィア研究のパイオニアとして著名な田中一生さんの2冊目の著作になる『追想のユーゴスラヴィア』(かりん舎刊)が出版されました。旧ユーゴスラヴィアに関する歴史、文学、美術などについての文章が31編収録されていま...330
LIFEセルビアの農夫靴を日本でおしゃれに履いてみよう! 【文/小柳津 千早】 セルビアの田舎に暮らす人たちが愛用している靴があります。セルビア語でオパナック(複数形はオパンツィ)と呼ばれるゴム製の靴です。防水性があり、滑りにくく、簡単に着脱できるので、庭や畑での農作業にとても適してい...326
続きを読むLIFEアルベルト・アインシュタイン ー セルビアの義理の息子/ミレヴァ・マリッチ・アインシュタインについての覚書ミレヴァ・マリッチ(左)とアルベルト・アインシュタイン 【文/本田スネジャーナ】 アルベルト・アインシュタインは世界的に有名な科学者の一人であり、くしゃくしゃになった白髪頭の好好爺として敬愛されている。相対性理論など埒外の人でも彼の名前と風...316
LIFEストイコヴィッチ監督が代表メンバーを発表「私が目指すサッカーはアトラクティブでダイナミックでリスキー」【文/小柳津 千早】 サッカーJ1の名古屋グランパスで選手・監督として活躍したドラガン・ストイコヴィッチ氏(愛称:ピクシー)が3月3日、セルビア代表監督に正式に就任しました。ストイコヴィッチ監督はこれまで名古屋、中国の広州冨力といったクラブ...35
続きを読むLIFE青春の幻想を生きる ―尽きせぬ想い、セルビア―【文/岸山 睦】 もう遥か昔。1983年の秋。枯葉の季節である。わたしは言語学を学ぶためにセルビア共和国のベオグラード大学にいた。旧ユーゴスラビアには、まだ6つの共和国、すなわち、スロベニア、クロアチア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴ...32
LIFEブロンスキー伯爵の物語の果てに ー セルビアでの話では…【文/本田スネジャーナ】 優雅な恋愛小説を読むのが嫌いな人はいませんよね。すぐに忘れてしまうものもあれば、ずっと心に残るものもあります。世界文学の中でどの恋愛小説があなたにとって一番の愛読書でしょうか。 疑いなく最初に思い浮かぶ...212
続きを読むLIFE極寒の川に投げ込まれた十字架を目指せ【文/小柳津 千早】 1月19日はセルビア正教会の神現祭でした。セルビア語でボゴヤブリェニェ(Bogojavljenje)と言います。この日はハリストス(キリスト)がヨルダン川で洗礼を受けたことに順じて、大聖水式と呼ばれる儀式が国内各地で行...120
続きを読むLIFE外交の歴史における最初の円卓【文/本田スネジャーナ】 アーサー王と彼の騎士達についての伝説はよく知られていますね。それはエクスカリバーという剣やキャメロット城やアーサー王と円卓の騎士についての物語です。円卓は伝説の中ではそこに座った全ての人びとが平等であることの象徴で...118
続きを読むFOOD, …私はどうしてブレクがそんなに好きなの?【ティヤナの小さな物語】【文/ティヤナ】 パン屋「トーマ」のブレク セルビア人が大好きなブレク セルビアに帰ると「何が一番食べたいか」とよく聞かれる。私はいつも「ブレク」と答える。 この美味しいパイには子供のころの特別な思い出がある。朝食といえば、決まってブレクと...112
続きを読むFOOD, …スラトコの思い出 〜セルビアのおもてなし文化〜【文/古賀 亜希子】 新しい1年が始まりました。みなさんいかがお過ごしでしょうか? 年末年始もホームパーティーをして、友達や親戚をおもてなしというわけにはいきませんでしたね。 セルビアでは、どんなおもてなし文化があるのでしょうか? 今日はそ...18
続きを読むLIFEセルビアのクリスマスは1月7日! 豚の丸焼きでお祝いしようセルビア正教会のクリスマス(降誕祭)は1月7日です。これはセルビア正教会が旧暦(ユリウス暦)を採用しているためです。クリスマスはセルビア語で「ボジッチ(Božić)」と言います。一方、クリスマス前日の1月6日は「バドニ・ダン(Badnji ...16
続きを読むLIFEティボル君が厳選したセルビアの笑い話5つは日本人に通用するのかあけましておめでとうございます。 新年第1回目の記事は、セルビア人の「笑い」についてです。 セルビア人はとてもユーモアにあふれ、冗談を言ったり、笑い話をしたりすることが大好きです。 笑い話のことをセルビア語で「ヴィッツ(Vic)」と言い、そ...14